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八月十一日 参【一方通行編】

『ユタカ~!今日はどんな風に能力の練習すれば良いかな?』

『綾峰!もう少しでレベル上がりそうなんだ!手伝ってくれよ』

『お前ら、今日は私の番だぞ!少しは我慢しろ!』

『ったく、取り合いすんなっての。俺はちゃんと順番通りに行くから』

『だってー。綾峰の言う通りに練習すると能力がすぐに強くなれるんだもん』

『そうそう』

『俺は単にお前らにあった能力の使い方を教えてるだけで』

『そう、君は彼らに能力の使い方を教えてあげれば良いんだよ』

『君が教えてあげればあげるほど、我々の実験も進むというものだ』

『さぁ、より速く!より強力に!!』
「やめろ」


『いやぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああ!!』

『ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁあああああああアアアアアアア!!』

『ふむ、能力の急激な成長は暴走を促しやすいということか』

『ああ、ある程度までの成長であれば大丈夫なようだが、自分の限界レベルを超えると能力が暴走してしまうようだ』


「やめろ、やめろっ」


『助mt綾峰sd』

『dr嫌fw死p』

『ほう、これが件の………………』

『実に興味深い』


「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」









とある科学の事件体質(トラブルメーカー)第38話









「お、お姉さま?」

白井は目の前にいる少女を見つめながら呆然と呟いた。

(あれ?さっき別れたはずのお姉さまがなぜここに?というかお姉さまなら先ほどの喋り方は…?第一、昏倒してる方々もお姉さまの威力なら黒こげになって…)

「? ミサカとあなたには身体的な一致は見られません、よって姉妹関係ではないのでミサカはあなたの姉ではありませんと、ミサカは迷子に諭すように良います」

「え?い、いえ?そのお姉さ…ま?」

目の前の少女の説明になおさら混乱していく白井は、

「き…今日の下着は薄黄色のお子様ブランド」

妙な結論に至った。

「残念ですが、ミサカのパンツは白と水色のストライプですと、ミサカはスカートを捲りながらあなたの言葉を否定します」

「ぶふぁっ!!!?」

ドロリと、熱い液体が鼻の中からこぼれそうになるのを感じて白井は慌てて顔を上に向けながら鼻をおさえた。

「どうしましたか?とミサカは突然の挙動不審に警戒心を抱きながら尋ねます」

「そ、そんな嬉し恥zゴフンゴフン…大胆な行動をす、するなんて…に、ニセモノ!?」

びしっと言うには言ったが鼻をおさえながらを上を向いている白井にはあまり迫力はなかったりする。

「正確にはミサカはお姉さまの妹ですからその言葉はあながち間違っていないとだけ言っておきます」

「い、妹さん!?」

白井が驚いたのも無理はない、今の今まで御坂に妹がいたなんて聞いたこともなかったからだ。
しかし目の前のミサカと名乗る少女が御坂に似ている以上、その言葉を否定する要素はなかった。

「そ、そうでしたの。私、お姉s…御坂美琴さんにお世話になっている白井黒子ともうしますの。以後お見知りおきを。その、お名前を伺ってもよろしいですか?」

「ミサカはミサカですと、ミサカは間髪入れずに答えます」

「は、はぁ。そうですの。でもお姉さまと姉妹という事は同じ名字でしょうし、なんとお呼びすればよろしいですの?」

「ミサカのことは自由に呼んで頂ければ結構ですとミサカはまたもや間髪入れずに答えます」

「そ、それでは妹さんでよろしいですの?」

流石に普段お姉さまと連発しているだけあって妹とは言え名字で呼ぶのには抵抗があったようだ。

「…………………ぅ」

微かなうめき声に気がつくと地面に倒れている不良達が意識を取り戻してきたようだった。

「それではミサカはこれで、とまた厄介事にならないうちにミサカは適当なことを言いつつこの場を去ります」

「え?ちょっ」

白井はすたすたと去っていこうとする御坂(妹)を慌てて追いかけていった。











夕方、第七学区に点在する廃ビルの伽藍洞な一室で、

「今日のノルマはこれで終わりね」

そんな独り言を呟きながら布束はバックを閉じた。
キャッシュカードを入れた封筒を撒く活動を終えたところだった。
南北に広がっている第七学区において路地裏のキャッシュカード撒きも数日で終わるものではない。
それに一回に持ち出せるキャッシュカードの数も限られている上、あまり広範囲に撒きすぎると今度は只の落とし物となってしまう。
ある程度の範囲にある程度の数のキャッシュカード、このバランスが大事なのだ。

「それで?あなたも何か思い出したのかしら?」

布束はこの部屋の只1つの入り口に立つ人物に尋ねた。

「ああ、いろいろな」

そこには頭に包帯を巻いた綾峰唯鷹が立っていた。

「あまり、良い思い出ではなかったようね」

「ああ、メンドクセーことにな」

包帯の巻かれた頭をかきながら綾峰は言う。
その表情には暗い影があるように布束には見えた。

「なぁ、教えてほしいことがあるんだが、いいか?」

「答えられることならね、and、私は寮の門限があるから早めにお願いね」

「『メンテナンス』が行っていたあの実験、あれはいったい何を目的としてたんだ?」

「いきなり核心をつくのね」

「あぁ、俺も時間がないしな」

「……………『幻想御手(レベルアッパー)』」

「……は?」

一瞬、驚いたように呆然とした綾峰は言葉をつないだ。

「え、えっと『幻想御手(レベルアッパー)』って7月の?」

「ああ、言っておくけれど7月に広まったようなちゃちな物とは違うわ。私達『メンテナンス』が目指したのは完全な『学習装置(テスタメント)』。あらゆる能力者をレベル5まで引き上げる。理想的な学習装置」

「それが『幻想御手(レベルアッパー)』だって言うのか?」

「ええ。ちなみにあなたの能力を必要としたのはあなたが『あらゆる能力者の効率的な能力使用法を見つけること』に優れていたから。あなたの指導を元に数十人の能力者の能力の成長方法を研究し、そこから完全なテスタメントを作り上げる」

「それが『メンテナンス』…」

「ええ、結果として『幻想御手(レベルアッパー)』には重大な欠陥があることがわかって実験は凍結したけどね」

「重大な欠陥…ってのはあの暴走のことか?」

「exactly、能力の急激な成長と、本来の能力のレベルの限界を超えることによる暴走。これらによってあの実験に関わった能力者のはほとんどが死亡。あなたも暴走を起こし、能力者も研究者も関係者は私とあなたを除くと片手で数えられる程度しか生き残らなかったわ」

「……俺が殺したのか」

綾峰の声は震えている。
まるで見えない手が、聞こえない怨嗟が綾峰の体を縛るように、震えていた。

「それも覚えてないのね。正確にはあなたは誰も殺してないわ。研究者も能力者もほとんどは他の能力者の暴走に巻き込まれたか、自滅したか。そのどちらかしかいないわ」

「でも、俺が殺したようなもの、か」

「……あなたはあの後、別のグループに引き取られたらしいとしか聞いてないけど」

「別のグループ?」

「それ以降については私の知っていることは何もないわ」

「…そうか」

「もし、まだ『妹達』の実験に関わる気があるならやめておきなさい。あなたもわかるでしょ?これは私が行うべき事よ」

「わかってる。あいつらを殺した俺に『一方通行』やこの『実験』を止める”権利”はない」

「ならいいわ。じゃ、私はこれで」

「ああ、すまなかったな。もう二度と会う事もねぇだろ。じゃあな」

そう言って綾峰はその場で後ろを向き、去ろうとした。

「ねぇ。その傷はどうしたの?」

ふと、布束は1つだけ気になったことを聞いた。
昨日の綾峰にはあんな包帯は巻かれていなかった。

「…路地裏の喧嘩に巻き込まれただけだ」

「相変わらず、おせっかいね。私、あなたのそういう所は昔から嫌いだったわ」

「なに、お互い様だ。俺もあんたの暴力的な所は苦手だった」

「………”義務”で死ぬ程、バカな事はないのよ」

「…………知ってるさ」

それだけ言って、今度こそ綾峰は消えた。

















「オイオイ。次から次へといったいお前ら何様ですかァ?自殺願望者様ァ?それとも気違いさン?あるいは無知な情報弱者様ですかァ?お前らの目の前にいるのが誰なのかわかってンのかなァ?」

「ああ、知ってるぜ。第一位、『一方通行(アクセラレータ)』。テメェこそ。目の前にいる俺を誰だと思ってやがる」

「さァ、生憎雑魚の知り合いはいないもンでねェ」

「だったらその身に刻んでやるよ、第一位!この『未現物質(ダークマター)』の名前をなぁ!!」

本来の流れとは違う、第一位と第二位の邂逅。
何かが少しずつ、ずれ始めていた。
















あとg(ry

あ…ありのまま 今 起こった事w(ry

『おれは黒子と妹の邂逅、そして綾峰の過去の片鱗について書いていた。
と思ったらいつの間にか第一位と第二位がぶつかってた』

な…何を言ってるのかわk(ry
おれも何をs(ry

頭がd(ry

綾峰が事件解決とか黒子と妹のティータイムだとか
そんなチャチなもんj(ry
もっと恐ろs(ry


た、ただ1つ言えるのは。
「今回は「教えて!!小萌センセー!!」も「とある質問のコメントコーナー!!」もお休みってことなんだぜ」


サーセン orz

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