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八月十一日 弐【一方通行編】

前書き

たまにはこんな形もありだと思うんだ。
というわけで今回は前書きです。
あとがきはありません。
それともう1つ。
最近スザクは自分の作品の展開がうまく考えられないでくすぶってる感じでした。
しかぁし、孤独さんの『とある狂った物語』を読んで思いました。
あぁ、何か最近ハッチャケ感がないんだ、と。
初期はロト覚醒やら何やらいろいろやってましたが、最近少ない気がします。
まぁ、こんなことを書いてはいるけれど、今回はシリアスだったりw
では、また ノシ
『仮想パーソナルリアリティについての考察』

 学園都市に存在するあらゆる能力者がその超能力を使用する際に必ず必要とするのが、『自分だけの現実(パーソナル・リアリティ)』と『演算能力』であることは周知の事実であり、実証されたことだ。
 私が今回の論文で提言したいのは『能力可能性問題』という超能力について研究する科学者達が一度は議論したことのある問題についての1つの情報を元にした解答である。
 長年、この学園都市が作られた時期より、この問題については多くの科学者が議論を重ねて来た。
 この問題の答えが可能であるということは、学園都市に存在する能力者達の必要性が根本の部分から崩壊するということだからだ。
 さて、まずはこの『能力可能性問題』について細かい定義から始めようと思う、この問題について既に知識のある方は第弐章の『可能性への提示』から読んで頂きたい。
 知識の確認、及びこの問題について初見であるという方は第壱章の『能力可能性問題の過去』から読んで頂く形になる。


以下略

AIM拡散力場研究機関
『メンテナンス』
天守 九鳥(あまかみ くどり)










とある科学の事件体質(トラブルメーカー)第37話











「き…今日の下着は薄黄色のお子様ブランド」

それが白井黒子の最後の言葉だった。
快晴の空の下、昼間の公園に雷が落ちた。

「で、何よ。いきなり」

「い…いえ。本物でした」

雷で真っ黒こげになった白井に御坂が尋ねる。
そもそものことの起こりは数分前にさかのぼる。



風紀委員の事務所から出て来た白井は御坂と合流し、お昼を一緒にすることにしたのだ。
それまで散策することになり、適当にしゃべりながら歩いていたのだが。
どうにも御坂の様子が変だったのだ。
テンションが高いというか、落ち着かないというか。
具体的には道を歩きながらスキップをしたり。
蝉の抜け殻を発見して喜んだり。
なんだか詩人的な事を言ったり。
普段は蹴り飛ばしてジュースを出している自販機でわざわざ自腹で買ったり。
しかもそれを白井のぶんまで出したり。
更には、偶然だが、偶然だったのだが!(←ここ重要)こけて抱きついた白井に対して電撃を飛ばすどころか笑顔で許したり。

正直な話、気持ちわ……いや、様子がおかs……いや本当に正直な話、気色悪っ!!

そんなことを白井が心の中でぶっちゃけてしまうほどに、今日の御坂は様子がおかしい。
白井は一瞬、この御坂が噂になっている偽者ではないかと思った。
そして、逡巡の後、白井の出した結論が先の言葉だった。




「は?私が?」

テンションの高さを指摘され、自分の行動を思い出して気がついたのか御坂は顔を赤くする。

「正直、気持ちわ…いえ、様子がおかしく見えましたの」

「ちょっとしたモヤモヤが晴れたからねー。少しハイになってたかしら。反省反省」

頭を掻きながら照れくさそうに御坂は言った。

「悩み事でしたらわたくしにもご相談頂ければ…」

「相談すんのもバカらしい事だったの」

「………そうですの」

ふと、白井の口調が下がる。

「どうしたの?」

御坂はそれをすぐに気がつくが、

「い、いえ。何でもありませんわ」

白井がすぐに誤摩化すように笑う。

「その、てっきりお姉さまのニセモノかと思いましたわ」

白井の言葉にぴくっ、と御坂が反応する。
その反応に白井はすぐに自分の失言に気づく。

「あっ。いえ別に例の噂話とは関係なく」

「いいわよ、別に」

慌てる白井に反して御坂はジュースを飲みながら手を振る。

「クローンとかくだらないけどいかにもSFって感じじゃない。どうする?黒子のクローンが現れたら」

「アハハハハハハハ…そうですわね」

苦笑いを浮かべながら白井は同意した。

「でもいたら確かに便利かもしれませんわね。わたくしなら遅れそうな時において寮監の目をまぬがれたり、先輩の説教を代わりに受けさせたりして、後は…」

一瞬、白井の笑みが黒く染まる。

「風紀委員の仕事から逃げ出した唯鷹さんを追いかけて探し出す手足として使ったりしますわね。ウフフ」

「そ、そう」

「後でおでこをくっつければ記憶を読み取れれば完璧ですわね」

「コピーロボットかい」

白井の妄想についついツッコミをいれる御坂に今度は白井が尋ねる。

「お姉様は自分のクローンが現れたら…どうなさいますか?」

「んー、そうねぇ。やっぱりそう言う風に便利に使うのもいいけど、一緒にお茶したり、アイス食べたりしてみたりしたいわねぇ。あ、あと服とかを着せてみて似合うかどうか見てみたり」

御坂はあり得ない現実だと思いながら笑うのだった。
















「ここ…か」

綾峰は第一〇学区の一画にあるとある研究所に来ていた。
正確には忍び込んだというのが正しいのだが、今はそれは置いておく。
綾峰の目の前にあるのは『第7研究資料室』というプレートが垂れ下がっている部屋だった。
綾峰はこっそりと扉を開けようとして、

「おい、何やってるんだ?」

警備員に声をかけられた。
綾峰の事をいぶかしげに見てくる警備員に、

「いや、中から音がしたんで確認しようとしたんだ」

綾峰は当然のようにその警備員に答える。

「そこは見回り範囲外だろ。ったく勝手に開けてクビにされても知らねえぞ」

「ああ、気をつけるよ。すまない」

「おう、じゃぁ。弁当買ってくるけど何がいい?」

「同じやつで」

「あいよ」

そして警備員も当然のように受け答えをしてその場を離れていった。

「…………………」

警備員が立ち去ったのを見送った後、綾峰は『空間移動』で『第7研究資料室』に入った。

「ふぅ」

ため息と共に『変装能力(ダミーフェイス)』を解いた。
『変装能力(ダミーフェイス)』という能力で光を操る事で視覚的に他人に変装する能力だ。
先ほど、ここに侵入した際にトイレに来た警備員を『電撃使い』の能力で気絶させて捕まえた後にこの能力を使ったのだ。

(危なかった。警備員にも立ち入り禁止にさせてるってのはやっぱり”アレ”のせいだよな)

考えながら、綾峰は奥に進んでいく。
そしてそこにある”研究資料”を見て、

「やっぱ俺に、『一方通行(アクセラレータ)』を止める権利はねぇよな」

後悔と共に呟いた。













「…ふぅ」

御坂と昼を共にして、『エンジェルモート』で二人でデザートを食べた後、白井は風紀委員としての見回りのために一度御坂と別れた。
御坂は、

「せっかくだし、私も付いていこうか?」

と言っていたのだが、白井はこれを断った。

「風紀委員の仕事を一般人であるお姉さまに手伝わせるのは申し訳ないですわ」

だが、実際には一人になりたかったのかもしれない。

(唯鷹さんも、お姉さまも、大事なことは何一つわたくしに相談してくださいませんのね)

そんな思いがある中、いくら御坂の申し出と言えど一緒にいられる気がしなかったのだ。

「まぁ、実際昨日のマネーカードの件もありますし。もう一度路地裏も見回った方が良いですわね」

そんな独り言を口に出しつつ、白井は『エンジェルモート』の横の路地裏に入っていく。
ふと、その時だった。

「だーかーらー、ちょっと援助してくれるだけで良いんだっつーのッ!」

「一銭もないだぁ!?テメーそれでも常盤台の生徒かよ!?」

荒げた声が聞こえて来た。
どうやらかつあげが行われているらしい。
しかも常盤台の生徒を相手に。
もし、御坂と一緒に寮に帰っていたら気づかなかっただろう。
そんな事を思いながら、すぐにその声がする路地に忍び入る。
路地の角から現場を伺うと、大柄の男が三人いた。
それの向こうに顔は見えないが常盤台の制服を着た少女が壁と不良達に囲まれて抜け出せないようだ。
不良の仲間が他にいる様子はない。
白井はポケットから風紀委員の腕章を取り出して、右肩に付けると、飛び出し名乗った。

「風紀委員ですの!恐喝行為の現行犯で確保しま……す…え?」

しかし白井の声は尻すぼみになってしまった。
どさり。
白井の目の前で三人の不良達が倒れたのだ。
どうやら先ほどまでかつあげをされていた少女が昏倒させたようだった。

「…………………お、」

「せっかくの援護はありがたいですが、特に必要ありません……とミサカは少し自慢気に声をかけます」

「お姉さま?」

そこには御坂にそっくりな少女がいた。






今日のひまがみ

「ひま…。ひますぎる」

















「え?これで終わり?」

終わる。





後書き
あとがきはないけど、後書きはあるんだよ!(こら
少し時間が開いてしまいましたけど、更新ですよ~。
さて、書いてて思ったんですけど、ミサカの喋り方って難しいですね。
もしかすると今後もおかしなミサカが増えるかも、です。
特にミサカの喋り方についてご指摘・ご指南ありましたら是非!お願いします!
ミサカに出会った白井。
一方通行を止められないと言う綾峰。

あれ?白井の主役フラグ?

では、また次回! ノシ





「禁書目録とー!!」

「上条当麻のー!!」

「「とある質問のコメントコーナー!!」」

「なんかついに定番化してきたな。このコーナーも」

「そうだね。あ、とうま!今回はわたしがお手紙を読みたいかも!」

「別に良いぜ。ほら」

「わーい。それじゃ、まずは傘の間さんから。
『関係ないけど学園都市ってそんなに紙媒体使ってんのかな…?』」

「あー、そこら辺はよく知らないけどよ。全部が全部データで書かれてる訳じゃないらしいぞ」

「紙以外に書ける物って…皮?」

「いや、流石に皮じゃない。っつーか中世時代の話じゃないぞ」

「む!とうま、さすがにそれは失礼かも!私だってこう見えてさいしんてくのろじーの道具くらいは使えるんだよ!」

「最新テクノロジーがひらがなになってる時点でその言葉に信憑性はないっていうか、そもそも電話すらまともに使えないインデックスさんじゃ最新テクノロジーは使いこなせないと上条は思う訳ですよ」

「…いつかは…たぶん。えっと次!通りすがったさんから。
…………………………………………はぅ///」

「? どうした、インデックス?」

「…とうま、これから私が聞く事に絶対に答えてね」

「お、おう」

「『ずばり聞きますが、当麻君はインデックスのことをどう「想って」いますか?』」

「……大飯ぐらいでシスターのコスプレをしてる同居人って痛ったぁ!インデックスさん!?私上条当麻は何の嘘も虚言もなく正確なまでの心の思うがままを述べた訳ですが!?なぜに噛まれなければならないのでせうって痛い!痛い!何か万力を込めてますよね!?」

「とうまのバカーーー!!」

「理不尽だーーーーー!!」



おわる。

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